
セージの効能・効果 -のど風邪の殺菌ハーブ-
シソ科 / アメリカ大陸の亜熱帯または熱帯地方原産
別名:コモンセージ 和名:薬用サルビア
呼吸器系の感染症に味方してくれる「セージ」。
食用やハーブティーとして飲むセージは、コモンセージという品種が主に使用されています。
風邪でのどが痛い時や扁桃腺、気管支炎、咽頭炎などに有効です。
また、セージにはホルモン様(女性ホルモンと似たはたらき)があり、更年期障害による寝汗やほてりを鎮めるのにも役立ちます。
セージは多くの素晴らしい薬効成分があるため、古くから「セージを常用すれば不死にもなれる」とたたえられてきたハーブです。
さまざまな国の伝統療法で重要な薬用植物として用いられました。
古代ギリシャやローマ人にとっては「神聖な植物」とされ、インドの植物療法家は、口やのどの痛み
消化不良の患者にセージを与えたそうです。
チャクラの観点からみると“のど”は”第5チャクラ(スロートチャクラ)”になります。
スロートチャクラはコミュニケーションを司るチャクラです。
なんとなくのどが詰まっている、声がでにくい、自己表現ができない。そんなときはセージのティーを試してみるのもおすすめです◎.
■セージの効能・効果
殺菌・収れん・消化促進・ホルモン様・抗酸化・神経強壮・鎮痙・苦味強壮・制汗
口内やのどの痛みを和らげる。
扁桃腺、気管支炎、咽頭炎など呼吸器系の感染の緩和。
胃腸の不調に。
消化促進。
腸内ガスを緩和。
更年期障害の諸症状を和らげる。
記憶力の向上に。
出過ぎる汗を抑える働き。
歯肉炎の原因菌の殺菌。
■主要成分
精油・苦味室・タンニン・フラボノイド・カルシノン酸・フェノール酸 etc
■セージティーの味や香り
樟脳のような、きりっとした香りと苦味
■使いかた
ハーブティー・お香(主にホワイトセージ)・料理・うがい・歯磨き・チンキ
■スピリチュアルな使いかた
セージは古くから不老不死や長寿と結び付けられてきた。願い事を書いたセージの葉を枕の下に入れて眠るとその願いが叶うとされてきた。セージを持ち歩くと金運が上がるといわれていた。
チャクラ:スロートチャクラ(第5チャクラ)
キーワード:魔除・浄化・コミュニケーション・長寿・英知・守護・願望
■セージの起源・歴史
古代エジプト・ギリシャ・ローマ、ネイティブアメリカンなど、人々は何世紀も前からセージを燻して心や場所を浄化してきた。
古代ローマではセージは万能薬とされ毒消しとして使われたり、長生きの薬として親しまれてきた。
「ソーセージ」という名前はセージを使うことから由来されている。
セージに関しては。様々な時代や国に使われていたという文献が多くある。
■セージの花言葉
尊敬・知恵・幸せな家族
■飲用の注意
妊娠中はサプリメントの使用は控える。
ハーブは心身に優しく働きかけますが、刺激の強いハーブもあり体質や体調によって禁忌の場合もあります。
また、こちらの記事はことり薬草 独自の感覚や考え方からの文章表現も含まれています。
ハーブティーの飲用に関しては自己責任の上お楽しみいただきますよう、お願いいたします。