
パッションフラワーの効能・効果 -自然の精神安定剤-
トケイソウ科 原産:北米大陸東部・南部
和名:チャボトケイソウ
宇宙人が種を蒔いたとしか思えないこのサイケデリックな花パッションフラワー(時計草)をご紹介。
パッションフラワーは、「すぐれた鎮静作用」で名の高いハーブ。
不安や緊張、イライラや興奮を解きほぐし、穏やかにリラックスさせる効果があるといわれています。
考え事が頭をぐるぐるして眠れない夜や、眠りが浅いときにパッションフラワーティーを飲むと、自然な眠りに誘われて翌朝すっきり目覚められます。
精神的なことにかぎらず、ストレスが原因の頭痛、胃痛など、肉体的な症状へもめがけてくれるハーブなんです。
ちなみにパッションフラワーの「パッション」は「情熱」ではなく「キリストの受難(パッション)」。
最後の晩餐から磔刑にいたる苦悩の時期 を象徴した花、なのだそうです。
■効能・効果
鎮静・鎮痛・リラックス・利尿・鎮痙etc
中枢神経の鎮静。
不安・不眠症に。
ストレスによる頭痛・偏頭痛・腹痛など。
高血圧・更年期障害に適応。
■主要成分
フラボノイド・アルカロイド・青酸配糖体 etc
■パッションフラワーティーの味や香り
草花の香りがする、クセのない味。
花や葉をティーにする。
■使いかた
ハーブティー・チンキ・バスetc
■スピリチュアルや魔術的な使いかた
パッションフラワーを家の中に置いておくとトラブルが鎮静し、平和をもたらす。
持ち歩くといい友人を呼び寄せる。とされている。
チャクラ:第4チャクラ(ハートチャクラ)、第6チャクラ(ブラウチャクラ)
■パッションフラワーの語源・歴史
「キリストの受難の花」という意味で、イエズス会の宣教師らによってラテン語で flos passionisと呼ばれていたのを訳された。
中央アメリカのアステカ族が不眠症の治療薬に使っていた。
北米では1800年代に医療に取り入れられ、不安障害や不眠症の患者に処方された。
■花言葉
聖なる愛・信じる心・隠し持った力・受難 etc
■飲用の注意
まれに、眠気やめまいを起こすことがあります。
子宮を刺戟する作用もあるので、妊娠中は摂取を控える。
また抗凝血剤との併用にも注意。
ハーブは心身に優しく働きかけますが、刺激の強いハーブもあり体質や体調によって禁忌の場合もあります。
また、こちらの記事はことり薬草 独自の感覚や考え方からの文章表現も含まれています。
ハーブティーの飲用に関しては自己責任の上お楽しみいただきますよう、お願いいたします。